社格制度
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古・中世社格制度 社格
とは、神社の格式の事で祭政一致(祭祀と政治の一元化)の思想の下に朝廷が定めたものである。社格制度の歴史は古く、大宝元年(701)の大宝律令によって規定されたとされている。
社格神祇官より奉幣を受ける神社を官幣社、国司より奉幣を受ける神社を国幣社という。これらのことから官幣社がより重要な神社といえる。社格の順は、 官幣大社→国幣大社→官幣小社→国幣小社と定められている。 一宮中世において国司が任国に赴任したときに神拝といって任国内の神社を巡拝する義務があった。その中でもっとも有力な神社を一宮と呼ぶようになり、一番初めに参拝し、国によっては二宮、三宮も存在した。 総社(惣社)国司の神拝の際、任国内の神社を巡拝してまわるには手間がかかるので、国府の近くに神社をまとめて合祀した神社を総社という。 |
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