皆様はデジタルカメラを使用していると画素数という言葉を聞くと思います。では画素数とは何なのか知っていますか? 簡単に言えばイメージセンサー上にいくつの素子があるかでこの素子が光(情報)を受光して絵を作り上げます。 画素が多いとどういうメリットがあるかというと大きく引き延ばせることができます。一般にLサイズで200万画素2Lサイズでで300画素A4サイズで400万画素と言われます。 お気づきだと思いますが通常Lサイズで現像しますよね?引き伸ばしたいと思ってもA4までではないでしょうか?600万画素あればA2まで引き伸ばせますがいったい何人の方がそういうことをするでしょうか?
上の項でも書いたように画素は、400万画素で十分なのです。では良い画質のカメラとは、何なのでしょうか? 皆さんは、撮影素子(CCD/CMOSイメージセンサー・以後は、センサーと略します)と言うものをご存知ですか?簡単に言うと撮影素子に情報があたることに よってそれを読み取り写真にします。 画素は、撮影素子の中に配列されています。800万画素のカメラでしたら1つの撮影素子の中に800万個の粒があるようなものだと思って下さい。 センサーは、サイズが何種類か存在します。お気づきだと思いますがサイズが大きいほうが多くの情報が得られます。情報が多い=画質が良いということになるのです。
左図は、センサーの比較図です。緑の四角は、35mmサイズ(36×24mm フルサイズ一眼レフ)青は、APS-Cサイズ(23.4×16.7mm 一般的な一眼レフ) 水色は、1/1.8型(6.9×5.2mm 高級機に多い)色は、1/2.33型(6.2×4.6 現在1000万画素前後のカメラ)1/2.7型(数年前の中位モデル以下)である。 センサーの中の1画素の面積が大きいほど情報量を多く取得でき、写真にした時の画質の良さにつながるのです。 例えば一眼レフとコンパクトカメラの1番大きい1/1.8型センサーを持っているカメラが同じ画素数を持っていた場合、その画質は、 答えるまでもないということがわかると思います。一般的に1/1.8型センサーでも800万画素を詰め込むと1画素が小さくなりすぎて無理があると言われます。 現在の1000万画素カメラがもっと小さなサイズを使っている事実を知るべきだと思います。はっきり言うと数年前の上位モデル(1/1.8型で400・500万素)の方が今の 1000万画素よりもはるかにきれいだと言う事になります。