ビデオカメラとは？-1-では、ビデオカメラについて簡単に説明したがここでは、各社どのようなビデオカメラ(HDD型)が2009年度に出ているか？ ハイビジョン式ビデオカメラを中心にご紹介していきたいと思う。
最初に管理人が考える各メーカーの簡単な特徴を言っておきたい。
●ソニー・・・手ぶれ補正と暗所に強い
●ビクター・・・小さく簡単で使いやすく　　
●パナソニック・・・ソニーとビクターの中間　
●キャノン・・・ピント合わせの速さと写真の綺麗さ　
である。デジカメのページをあらかじめ読んでおくと参考になると思います。
※　順番は、管理人の好みではなく、現在のビデオカメラシェア順位です。

　
撮影素子　1/2.88型“Exmor R”CMOSセンサー
総画素数　663万画素
ズーム　光学12倍
F値　F1.8−3.4
手ブレ補正機能　光学式
HDD容量　XR500V/520V　120GB/240GB
重量　約550g
↓「ＰＣあきんど本店」の価格をチェック！↓
HDR-XR500V　HDR-XR520V
長所・・・デジカメのページでも書いたように撮影素子の大きさが画質に大きく影響する。ビデオカメラでは、1/4.1型が平均であるから大きいセンサーを使用している。 加えて新開発のエンジン“Exmor R”が夜間撮影時のノイズを驚くほど低減し綺麗に記録してくれる。手ぶれ補正は、他社のモデルと比較すると群を抜いた出来である。(但し、ズーム時には、手ぶれ補正は、利きません)
短所・・・他メーカーと比べると大きくて重い。タッチパネルでの操作が難しい(結構使うモードがメニューの奥にありワンタッチで呼び出せない)
総合的には、 かなり優秀である。特に特筆すべきは手ぶれ補正の精度の高さ。確かに大きくて重いが大きいのは、性能の良さの裏返しである。ただ1920のフルハイビジョンで撮影できるのが最上位の画質だけなので注意が必要である。

　
撮影素子　1/4.1型 CMOSセンサー
総画素数　 305万画素
ズーム　光学20倍
F値 F1.9〜3.2
手ブレ補正機能　電子式
HDD容量　HD300/320　60GB/120GB
重量　約370g
↓「ＰＣあきんど本店」の価格をチェック！↓
GZ-HD300-R　GZ-HD300-A　GZ-HD300-S　GZ-HD320-B
長所・・・レーザータッチオペレーションと言われる画面左にあるセンサーでの操作が非常に簡単で直感で操作が可能。HDD搭載機であるが370ｇという軽さ、そして小さいのに光学20倍ズームが魅力的。 4つの画質モードのどれでも1920フルハイビジョンで撮影が可能。ソニー・パナソニック・シャープのブルーレイ対応。
短所・・・屋外は、全く問題ないのだが手軽さで大きさを重視したため(ボディを小さくすると画質は、劣ってしまう)モードを変えないと室内、夜景が不向きである。 価格が安いのは、何か問題があるのじゃないかと疑われる。
総合的に見ると使い易さと軽さが他社と比べると群を抜くため、女性に圧倒的支持を受けているビデオカメラである。

　
撮影素子　1/4.1型 CMOSセンサー
総画素数　 915万(305万×3)
ズーム　光学12倍
F値 F1.8〜F2.8
手ブレ補正機能　光学式
HDD容量　120GB
重量　約520ｇ
↓「ＰＣあきんど本店」の価格をチェック！↓
HDC-HS300-S　HDC-HS300-K
長所・・・おまかせIA機能で自分でシーン選択をしなくて自動でシーンを選択してくれる。追っかけフォーカスで任意に指定した物にピントを合わせたままにしてくれる。マニュアル機能が使える。
短所・・・感じでは、ソニーXR500と変わらないくらい重い。タッチパネルとダイヤル式操作がやり難く感じる。追っかけフォーカスが難しい。
総合的には、手ぶれ補正と暗所は、ソニーのほうが上であり、簡単操作と大きさでは、ビクターが上であるのでで丁度両メーカーの中間というところだろう。

　ハイビジョンHDDビデオカメラは、キャノンを除いてソニーが2機種・ビクターが2機種・パナソニックが1機種出している。その中でもソニーのXR500VとビクターのHD300が争っているという状況だろう。
　おおよそ感じただろうがXR500VとHD300は、対極にある。XR500Vは、大きくて操作に難があるが大きなボディを活かした手ぶれ補正・暗所に強いのがすばらしく男性向けである。
　反対にHD300は、小さいボディでどんなバックにも入れて持って歩け、操作が非常に簡単なのですぐ取り出して撮影することができ実用的で女性向けである。
　それに比べるとパナソニックのHS300は、これといって突出している所が無い分、どうしても見劣りしてしまう。ただ感じ方は、人それぞれなので実際に手に触って見てみることが重要である。