別名 蜂ヶ峰城遺構 土塁、空堀城の種別 山城 所在地 新潟県上越市 上越市トップページ
南北朝時代に越後国守護である上杉氏が越後府中の館の詰め城として築城したのが始まりとされる。室町時代初期に守護代の長尾氏が城主として入る。 春日山山頂に築かれ、天然の要害を持つ難攻不落の城とされ、為景、晴景、上杉謙信(長尾景虎)、上杉景勝の四代の居城となった。 しかし上杉景勝が会津へ移った後に越後を支配した堀氏は、 戦乱が終わった世には、不便として、春日山城を廃して福島城を築城し移りすんだことで役目を終えた。
僕が訪れた2009年は、大河ドラマ天地人が放映されていた影響で平日、早朝にもかかわらず多くの観光客がきていた。現在の春日山城は、写真でもわかるように遺構は、ほぼ失われている。 だが天然の要害、春日山はそのまま残っており、上杉120万石に恥じない立派な城であったことは、容易に想像がつく。実際、天守跡・本丸跡に登って、 眼下を見下ろせばすべてが見渡すことができ、見事である。 春日山を一周してみたがだいたい2時間位歩いただろうか、御舘の乱で敗れた景虎が始め優位にあったのという事実が信じられなくなるような天然の要害である