宇佐神宮

　宇佐神宮

    名称　宇佐神宮　
    旧社格　官幣大社　豊前国一宮　
    祭神　八幡三神(応神天皇、比咩大神、神功皇后)
    所在地　大分県宇佐市南宇佐2859
    公共交通　JR九州日豊本線宇佐駅
    　　　　　　　大交北部バスで約10分
    車　宇佐別府道路宇佐ICから約15分
    文化財　国宝 重要文化財 天然記念物　

　神社解説

    日本全国四万四千社と称する八幡宮の総本社である。
    　創建は、欽明天皇32年（571年）、遅くとも遅くとも社殿を新たに建て替えたと考えられている和銅元年（708年）頃までには大神比義と関係がある大神一族が大和朝廷より宇佐の地にやってきて、あるいは大和朝廷と手を結んで、神仏習合、八幡神創出を行ったと考えられている。
    　和銅5年（712年）には官幣社となり、宇佐亀山に神亀2年（725年）、一之殿を建立、天平元年（729年）には二之殿、弘仁14年（823年）には三之殿が造立され、現在の形式の本殿が完成したと言い伝えられている。
    　東大寺造営の際に宮司等が託宣を携えて上京し、造営を支援したことから中央との結びつきを強め、宇佐神宮は伊勢神宮に次ぐ皇室第二の宗廟として崇拝の対象となり繁栄した。なお律令下での宇佐神宮は、九州最大の荘園領主でありその後も近郊の有力武士と敵対しており、それは戦国の頃まで続いた。江戸時代には、幕府から神領をもらい存続した。
    　本殿は国宝に指定されていおり、宝物館には国宝・孔雀文磬（くじゃくもんけい）ほか多数の文化財を収めている。

    　
    宇佐神宮は、九州最大の神社で全国でも有数の神社であると思う。管理人は、前知識が無いままに宇佐神宮に詣でたのがその大きさに圧倒された。そして驚いたのが伊勢神宮によく似てることであった、橋を渡って神領に入り、長い大鳥居から伸びる参詣路と壮大な風景等は、よく似ていると思った。
    　大分には、別府温泉をはじめ豊かな温泉郷があるが時間があるのなら一度、宇佐神宮を詣でることをお勧めしたい。伊勢神宮を訪れた方なら管理人と同じような感想を覚えると思う。伊勢神宮はまだという方も宇佐神宮→伊勢神宮と行くと考えることが異なるかもしれない。