入門機の特徴としては、第一に安価であるということである。おおむね実売5万円以下で設定されている。では、なぜ安価に設定されているのだろう。実際に実物を見てみると気が付くと思うがボディが非常に小さい。小さい方が良いと思われる方は、考えてもらいたい。
　デジカメの項を読んでくれた方は、わかると思うが管理人は画質の良し悪しを決めるのは、センサー・レンズ・エンジンの3つだと考えている。入門機全般にいえることは、センサーが小さく、レンズも小さい事に尽きると考える。このことから考えると入門機を選ばれる方は、画質を求めるのは、忘れていただきたい。もし可能であれば実際家電量販店等で見比べてみるとわかりやすいと思う。
　しかし入門機の良いところはその携帯性と手軽さである。ポケットに常に携帯しておいて手軽に映す。いつでもどこでも手軽に持ち出せるので使う頻度は、間違いなく上がるしビデオカメラがより身近になるだろう。では、各社の入門機を見ていきたい。ビクターを除くソニー、キャノン、パナソニックから発売されている。

　
撮影素子　1/4型“Exmor R”CMOSセンサー
総画素数　420万画素
ズーム　光学25倍
F値　F1.8−3.2
手ブレ補正機能　電子式
メモリ容量　CX170/ＸＲ150　32GB/120ＧＢ
重量　CX170/ＸＲ150　約260g /約350g (付属バッテリー使用時)
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　 HDR-CX170 HDR-XR150
　長所・・・裏面照射ＣＭＯＳセンサーを搭載しているので他社入門機と比べると室内は、おおむね綺麗である。自動で60種類の場面を認識してくれ、カラーも4色展開しており毎日持ち運ぶには良い。　
　 短所・・・レンズカバーの開閉が手動であり液晶が小さいためタッチパネルが使いにくい。センサーは、他社の入門機よりも大きいにも関わらずレンズが小さいからなのか画質は、他社と全くかわらない。
総合・・・ファッション性を重視したモデルで使いやすさや画質に配慮がないという印象である。ソニー製品にかかわらず非常に安価であるのが注目である。※ＸＲ150は、ＨＤＤタイプで120ＧＢ。色は黒のみ。仕様が同じなので記入していません。(写真は、ＣＸ170になります。)

　
撮影素子　1/6型 MOS センサー
総画素数　147万画素
ズーム　光学16倍
F値 F 1.8 〜2.8
手ブレ補正機能　電子式
メモリ容量　32GB
重量　約278g(付属品バッテリー使用時)
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長所・・・小さくて携帯性がよく、3色カラー展開なのでファッション性も高い。
短所・・・センサー・レンズ共に小さく画質的に入門機の中では一番弱い。レンズカバーの開閉が手動式で液晶が小さいためタッチパネルが使いにくい。総画素数が200万画素無いため写真機能は、捨てたほうが良い。
総合・・・この機種は、本当に手軽さを最大限重視したモデルである。昨年モデルからの継続であるにもかかわらず手ぶれ補正が比較的強い事は評価できる。

　
撮影素子　1/5.5型 CMOSセンサー
総画素数　 約239万画素
ズーム　光学20倍
F値 F1.8-3.6
手ブレ補正機能　電子式
メモリ容量　8GB
重量　約350g(付属バッテリー使用時)
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iVISHFR10
長所・・・小さくて携帯性がよく、シルバー・レッドのカラー展開なのでファッション性も高い。 レンズカバーの開閉がオートである。
短所・・・・センサー・レンズ共に小さく画質的には弱い。内蔵メモリ8ＧＢは、少なすぎる。
総合・・・この機種は、画質を論じる前に内蔵メモリが8ＧＢしかつまなかった事が致命的である。8ＧＢだと約1時間しか保存ができないため厳しいものがある。