別名 亀山城 遺構 天守・門(重要文化財)長屋・番所石垣、堀 城の種別 輪郭式平山城 所在地 香川県丸亀市 ※写真は、データを誤って紛失してしまったためプリントしたものをスキャナで取り込んだ物です。 丸亀市トップページ
室町時代初期、管領・細川頼之の重臣の奈良元安が亀山に砦を築き、後に慶長2年(1597年)生駒親正が讃岐17万石を与えられ高松城の支城として亀山に城を築く。 江戸時代にほぼ今の城郭が完成。 石垣は、「扇の勾配」と呼ばれる緩やかであるが荒々しい野面積みと端整な算木積みの土台から、頂は垂直になるよう独特の反りを持たせており、山麓から山頂まで4重に重ねられ総高60メートルの石垣は日本一高い。 天守閣は、江戸時代以前の築かれ現存12天守の一つである。
丸亀城は、一度実際に見てみたかった城であった。現存天守ということもあったのだが一番の目的は、写真でもわかるように威厳のある石垣である。 1国1城令により本来取り壊される予定だったが時の藩主、生駒正俊が要所要所を樹木で隠して城そのものを隠し、取り壊しを免れたという逸話もある。 天守は、もともと高松城の支城である歴史からそこまで大きくないのだが石垣の立派さにより、一層威厳にみちて見えた。