早乙女貢
早乙女貢は、曽祖父が会津藩士で中国ハルピン生まれの歴史小説・時代小説作家である。1948年に上京し山本周五郎に師事。
1968年、マリア・ルス号事件を扱った『僑人の檻』で直木賞受賞。その後、戦国時代、明治維新を舞台にした作品を数多く出版し、司馬遼太郎、池波正太郎と並ぶ時代物御三家とも称された。
ライフワークともされる『會津士魂』は、1970年から全13巻の大作で、会津をいかに誇りに持っているかがはっきりとわかる早乙女貢ぼ代表作である。
1926年1月1日 - 2008年12月23日、胃癌で死亡。
本の紹介

血槍三代 青春編 (集英社文庫 青 35-D)
水野勝成が忠重に勘当され出没をしてから己の力を試し、成長していく15年をメインに描いた長編小説である。
この小説を読むと水野勝成が後、福山藩主になり善政を行った基礎が描かれている大変おもしろい小説である。
血槍三代 青春編 (集英社文庫 青 35-D)
血槍三代 愛欲編 (集英社文庫 青 35-E)
血槍三代 風雲編 (集英社文庫 青 35-F)