山岡 荘八
山岡 荘八 は、戦前、戦中、戦後と活躍した歴史小説作家である。
代表作に『伊達政宗』 『徳川家康』 『織田信長』などがある。
小説を読んでいなくても山岡荘八原作でテレビドラマ化された小説がいくつもあるため、知らずに彼の時代感にふれているだろう。
1907年1月11日 - 1978年9月30日没。
本の紹介
伊達政宗の全生涯を書いた小説である。
物語を通じて人間政宗を前面にだしたものである。
幾多の苦難を、持ち前の智謀で切り抜け野望を捨ててからもあたかもゲームのように世を渡って終盤になると将軍さえも仙人のように高みからあしらう様に導いていく。政宗の懐と器の大きさがみてとれる作品である。政宗が必ず今より好きになる、そんな長編小説である。
伊達政宗 (1) 朝明けの巻 (山岡荘八歴史文庫 51)
伊達政宗 (2)人取られの巻 (山岡荘八歴史文庫 52)
伊達政宗 (3) 夢は醍醐の巻 (山岡荘八歴史文庫 53)
伊達政宗(4)黄金日本島の巻(山岡荘八歴史文庫54)
伊達政宗(5)蒼穹の鷹の巻(山岡荘八歴史文庫55)
伊達政宗 (6) 大坂攻めの巻(山岡荘八歴史文庫56)
伊達政宗(7)平和戦略の巻(山岡荘八歴史文庫57)
伊達政宗 (8) 旅情大悟の巻(山岡荘八歴史文庫58)